後悔し、怒り、悲しもう。

少し前のことですが、歯を抜きました。

忙しさにかまけて、歯医者さんに行くのを
少しのあいだサボってしまっていました。

時間ができたからと行ってみると、
「これは抜かないとですね」と先生。

言われた瞬間、ショックで、
返事が数秒はおくれたと思います。

その日は軽い診療だけ済ませて、
抜歯の日を決めて、帰りました。

後悔先に立たず。

しばらく歯に対して、「申し訳ない」
という気持ちが拭えませんでした。

「どうして、もっと丁寧に歯磨きしなかった?」
「どうして、もっとこまめに歯医者に行かなかった?」

そんな後悔が頭のなかを
ぐるぐるぐるぐる回っていました。

『後悔先に立たず』

わかっています。
わかってはいますが、やっぱりね、
なんでだろう、、、と感じてしまいます。

で、しばらくは、
頭をサッと切り替えて、
「もっとを歯を大切にしよう!」
というテンションになれませんでした。

そこで、じっくりと歯にたいして、
「贖罪」の時間をとろうと思ったのです。

「申し訳なかった、ゴメンな」

心のなかでつぶやいていました。

しばらく続けていると、自然と、

「とても助かってる、ありがたい」

そんな気持ちに切り替わる瞬間がありました。

ちゃんと後悔してる?

そこから無理にではなく、
行動が変わりました。

歯ブラシをもう一本買って、
外出用のカバンに放り込んだのです。

お昼など外食したあとにも、
サッと短くでも歯を磨くようにしました。

すると、気持ちいいものですね。
口のなかがスッキリするのがわかります。

今回の体験から、無理やりに、
ポジティブにする必要はないな、
と思いました。

ちゃんと後悔したり、
ちゃんと怒ったり、
ちゃんと悲しまないと、

完了しないことがあると思うからです。
それでは、心のなかの最後の
ほんのちょっとの部分が納得しません。

だからまた、同じような失敗を
繰り返したりするんですよね。。。

ネガティブに耐える筋肉を鍛えて、
丸ごと受け止められる人でありたいものです。

今日もブログに来てくださり、
ありがとうございました。

チームメンバーのイサが、
最近ハマっているものがあります。

「ちょるけ〜」と、ずっと言ってます。

起業家の皮をかぶった海賊。