時代は、有料コンテンツへ。【NewsPicks佐々木紀彦氏が読むメディアトレンド】

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または、無料でPDFをプレゼントするので、
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という形で、コンテンツはどんどん
無料化の方向へと進んでいました。

しかし最近、その潮目が変わっています。
実際に、NewsPicksは月額課金制で、
その勢いを伸ばし、人気メディアに成長しています。

そんなNewsPicksの編集長である
佐々木紀彦さんのメッセージをピックアップしました。

佐々木 そうですね。ファクトにこだわるというものは残ったほうがいいと思いますし。いい情報はちゃんと有料メディアにお金を払わないと読めないと。そういった紙の時代に当たり前だったことをWeb空間でも、コスト構造や仕組みをうまく作ったうえで再現できるかどうかということが、すごく勝負だと思います。

本田 なるほど。そういう意味じゃ、一巡じゃないですけれど、情報の価値という意味ではまた戻ってきた。紙からネットにデバイスは変わったけれど、もう1回、1周したのか、螺旋状に上がってきたのかわからないですけれど、最近そういう雰囲気はありますよね。

佐々木 そうですね。回帰してくるというか、食べものと同じだと思ってます。食べものでも安いものはよくないものが多いじゃないですか。添加物がいっぱい入っていたり。

本田 そうですね。安かろう悪かろうみたいな。

佐々木 でも、オーガニックフードは高いじゃないですか。それと同じように、体に入れて頭に入れていい情報というのは、ちゃんとお金がかかる、と。

本田 頭に入れていい情報(笑)。昨今は頭に入れないほうがいい情報も……。でも、選ぶのは読者、消費者ですからね。

記事ネタはこちらです。
「無料メディアの時代が終わりつつある」NewsPicks佐々木氏が読む、2017年メディアトレンド

これから大切になるのは、
課金できるコンテンツ作りです。

嫌われる勇気の共著者である古賀史健さんの

課金コンテンツ3条件。

課金コンテンツについて考える
いいきっかけになってくれます。

実際に、ぼく自身も電子書籍の
プロデュースをいくつも手がけて、
手応えを感じています。

『無料のメディア記事以上、紙の本未満』

この層のニーズは、確実にあります。

また、加藤貞顕さんのnoteやcakesも
コンテンツにはお金が発生すべきという考えのもと、
コンテンツで課金できる仕組みが組まれています。

これからは、課金コンテンツの流れが
やってくる兆候がいくつも見られますね。

電子書籍やnote、有料メディアというオンライン上の
課金コンテンツはもちろんのこと、オフラインでの
イベントやオンラインサロンなど有料コンテンツの
可能性を試し、模索していきたいと思います。

このブログでも、情報をお届けしていきます。

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