未来の自分から助けを借りる。

ちょっと前に、林真理子さんの
「野心のすすめ」を読んでいました。

発売と同時に話題になり、
ベストセラーとなった作品です。

遅ればせながら読み終わって、数週間が経っても、
心に残っている言葉がいくつかあります。

今回は、それを取り上げてみたいと思います。

林真理子さんが極貧時代にやっていたこと。

林真理子さんが、大学卒業したとき、
40通以上の不採用通知を受け取り、
日給1800円の日雇いバイトをして、
上池袋の家賃8600円、風呂なし四畳半の
アパートに住んで、4枚入り40円の食パンで
食いつないでいた時期があったそうです。

なかなかヒドい状態ですよね(汗)

最悪とも言えるそんな状況の中、
「落ち込むほどの悲壮感はなかった」
そう書かれています。

むしろ、いまに私は大金持ちになって
貧乏時代を懐かしむ日が来る、
と確信していたと言います。

未来の自分から助けてもらう方法。

なぜ、林真理子さんは、
そんなことができたのか?

彼女がその秘密を明かしています。

その秘密とは、未来の自分から、
今の自分に手紙を書くことです。

こんなことを書いていたそう。

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十九歳の真理子さんへ
こんにちは。お久しぶりです。
四十年後の真理子です。
テレビに出まくっていた大昔に比べると、
知名度は圧倒的に低くなってしまいましたし、
本だって思うように売れてくれない時代です。
進行当時はラブラブだった夫からは、晩ごはんの
おかずがいまいちだとか、もっと早く帰って来い
といつも文句ばかり言われていますし、
娘は生意気ざかりです。
でも、おかげさまで現在、いまの自分がいちばん
幸せだと思うことができる人生を送っています。
貴女もこれからが大変だと思いますけど、
がんばってくださいね。ずっと応援しています。
五十九歳の真理子より
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シビアさとポジティブさのあいだ。

読んでいて思ったのは、
思ったよりポジティブじゃない。。

最高の未来を、プッツンポジティブに想像して、
その人から応援してもらう感じではありません。

シビアに自分の未来を見据えて、
でも、自分を信じて、幸せな未来を想像する。

無理がなく、等身大で素敵ですよね。

ぼくもそんなスタンスで、
未来の自分から今の自分への
手紙を書いてみようと思いました。

ちょうど今、自分の方向性を見直す
タイミングに来ている感じがするので、
ぴったりのメッセージでした。

林真理子さんの「野心のすすめ」
ここから勝負に出たい人、
人生を逆転をさせたい人、
オススメです。

「野心のすすめ」

今日もブログに来てくださり、
ありがとうございました。

本は、ぼくの人生にとって、
切っても切り離せないものです。

お知らせ。

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