長所と短所のコイントス理論。

山手線の内回りだか、外回りだか、
わかりませんが、新宿から目黒に
向かう電車のなかで記事を書いています。

胸のなかは、反省の気持ちでいっぱいです。
反省している原因は、ぼくの声。

事務所で電子書籍の企画会議を
やっていたのですが、その会議室の
上側には壁がなく声が筒抜けなのです。

企画会議など集中してのめり込む
議題のときなどは、知らず知らず
声が大きくなってしまいます。

そのときは熱中しているから、
気がつかないのですが、後になって、
「あちゃー、うるさかったかな」と
自責の念に駆られてしまうのです。

短所と長所の関係性って?

「玉にきず」な部分って、誰しも
ひとつくらいあるんじゃないでしょうか。

でも、不思議なもので、「玉にきず」な部分が、
褒められることもあるからおもしろいものです。

「末吉さんは、声が大きくていいね〜」

と言われることも多く、たぶんに、
ぼくの人生がうまいこと転がる手助けを
してくれていたようにも思います。

短所は長所で、長所は短所。

物事にはコインの裏表のように、
いいところの裏には悪いところがあり、
悪いところの表にはいいところがあります。

どちらか一方では成り立ちません。

でも、往々にして、どちらかしかない
というスタンスを人は取ってしまいがち。

長所と短所のコイントス理論。

「あちゃー、やっちゃったなー」ってときは、
ちゃんと反省をして、でも、コインをくるりと
ひっくり返して見てあげたいものです。

コイントスをしてみても、表と裏の確率は、
基本的に半分半分になるものなんだから、
短所と長所も半々くらいの確率で出てくるのが
ちょうど自然なんじゃないかと思うからです。

どちらかだけが出続けろっていうのは、
すごく不自然なことですよね。

どっちも出るから人間らしい。

そんなことを言い聞かせながら、
この記事を締めくくろうと思います。

今日もブログに来てくださって、
ありがとうございました。

声がうるさくなってしまった
電子書籍の企画会議ですが、
こんな会員制の編集会議もやっています。

ライフワークを生きる人の『宏臣編集会議』