本気と向き合うということ。

頭に酸素が回っていない。歩いているとフラフラする。駅に向かう途中、一緒に歩いている人の話を聞いていて、耳に声は入ってきているはずが、どうしても頭にまで届いてこない。家が同じ方面の仲間と別れてひとりになると、我慢していた吐き気が急によみがえってくる。なんとか家までたどり着き、しばらくキッチンの椅子の上でのボーッと体操座りしていた。思考も含めて、それ以外のことができなかったのだ。どうしても。

その原因は、箕輪厚介さんとのイベントにある。(きっと)ご存知の方も多いと思うが、箕輪さんは堀江貴文さんの『多動力』やNews Picks Booksなどを立ち上げたヒットメーカー編集者。そんな箕輪さんから「ベストセラーの作り方」を訊き出すイベントだったのだ。

個人的には、参加してくれたみなさんのためにも、誰もが著者としてデビューするための方法やベストセラー本を作るためのノウハウを引き出そうと躍起になった。でも、早々に、あきらめた。

ベストセラーを作るには、本気になるしかないとわかったからだ。

本気は本気だ。

このやり方でタイトルを作れば売れる。これをこうすればヒットする。なんて、嘘。箕輪さんの口から出てくることばは、綺麗事一切抜き。(もちろん、後づけで分析したり、ノウハウ化はできるかもしれないが、そんなものを理論として当てはめたところで、まぁヒットはしない)

インタビューしていると、その箕輪さんの本気と真正面から向き合わざるを得なかった。・・・本気と向き合うとはどういうことか?

彼が発することばはもちろん、誰もが使う普通のことば、日本語だ。だけれども、その一つひとつのことばの裏には、想像もつかないような挑戦や失敗、不安や葛藤、そして喜びなど、そんな一切合切をひっくるめた「ナニカ」がある。個人的には、その「ナニカ」を感じ取りながら、光を当てながら話をした。(つもりだ)

そして、その「ナニカ」に触れるとはどういうことなのか、「ナニカ」に触れたらどうしてもこんなにもドカッと疲れがくるのか、ヘトヘトになりながら、ベットにへたばりながら、もう小一時間ほど考え続けている。しかし、適切なことばが見当たらない。感覚的にはわかる。だけど、ぴったりではない。

だから、不適切で納得のいかないことばを書くくらいなら、その状況をそのまま綴ることにした。(ただお腹が空いているだけかもしれないんだけれど)

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だからもう、編集後記的なこの部分に何かを書く力は残っていないようだ。。。ということで今日は、ゆっくりと眠ることにします。

イベントに参加してくれたみなさん、運営サポートしてくれたみなさん、本当にありがとうございました。