すごい場所、おもしろい人は隠れてる。

2日連続で消灯時間は、深夜を超えて早朝の5時前だった。深酒のせいか、湯河原合宿という非日常マジックのせいか、話しても話しても話が尽きない。DNAパブリッシングの商品戦略や事業戦略にはじまり、最後はそれぞれがどう生きて生きたいのか、そんなマジメな話に行き着いていた。と思ったら、急カーブして下ネタで笑い合っていたり。最後の夜を楽しんだぼくは倒れるようにして寝床にはつけず、必死に眠気を堪えこのブログを書いて眠りについた。

湯河原3日目。きっと目はいつもより腫れぼったかったであろう。そして、あいにくの曇り空だった。地元で採れたいっぱいの果物でお腹を満たし、昨日に引き続いて「いずみハルカスガーデン」へ向かった。

今日はオーナーの立石吉輝さんに、3万㎡に及ぶ公園をぐるりと散歩しながらご紹介いただくことに。早速スタート。

珍しい植物がたくさん。

なんだか人にも慣れている気がする堂々とした蝶々が、ぼくたちの前をひらひらと飛んでは、花の蜜を夢中で吸っている。

不思議な冒険がはじまりそうな森へと続く小道も。

唐草模様をモチーフにデザインされた植木。(ぼくには、ピエロの顔に見えてしまうのだよなぁ、どうしても)

そして最後のトリは、この公園の名物にもなっているこれ。

うん? なにか、わからない?

そう、わからないくて当然かも・・・、一匹も写真に収められていないのだから。。。これらの箱は、じつは蜂の巣。これでも「進むなキケン」の看板を超えて、勇気を出してギリギリまで近づいで接写を試みたのだが、残念な結果に終わってしまったよ。ションボリ。

ということで、小屋に戻って、彼ら蜂たちの愛と汗の結晶である、「熱海ハルカスガーデンの純粋はちみつ」を購入。トロ〜リ特濃。余計なものが加えられていなくて、自然な甘みが濃縮されている。それでいて、1,400円。重宝しそうだ。

ちなみに、最後の最後に、この公園の顔のような存在である立石吉輝さんの背景も少しだけご紹介しよう。(といいつつ、個人的にはここがいちばんのヒットポイントかもしれない)立石さんは、元一部上場企業の経営者。たった30分にも満たない話のなかで、飛び出してくる人やら企業の名前に頭がクラクラするような気分になった。

本田技研工業、世界のHONDAの創業者、本田宗一郎氏とともに仕事をしていたとのこと。それもHONDAが二輪バイク事業だけに取り組んでいた時代に(当時、二輪車生産台数日本一)、4輪車業界に参入することを決めた。そのときのパートナーとして、立石吉輝さんたちの企業が選ばれた。

立石さん曰く、本田宗一郎さんから、「夢とアイデアの素晴らしさ」について教わったそうだ。そのときの教えが、93歳を超えたいまでも、やりたいことに夢中になって生きる姿勢につながっているのだろう。

農作業で爪にまで泥が入り込んだゴツゴツの手で、お土産の最中を美味しそうにほおばる立石さん。昔話だけじゃなく、3年後の未来を語る目はキラキラと子どものように輝いていた。

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2泊3日の湯河原の旅が終わりを迎えた。最後の最後に、30人以上の長蛇の列を我慢して、『飯田商店』というラーメン屋さんへ。

これまた隠れた絶品。隣の人との席が遠いこと、遠いこと。ゆとりを持って、じっくりとラーメンを味わうことができます。なにより味の完成度が高い、とくにスープはおかわりを注文したくなるほどでした。

いろんな出合いやら発見があるから旅っていいですね。帰りの電車は品川を寝過ごして、目覚めたら東京で焦りました。心地よい疲れです。