こんにちは。
イサです。
最近、ものすごく運動不足を感じてます。
一昨年くらいまでは趣味でボルダリングをやっていて、
それで結構だぶつきは防げていたのですが・・・
ということで、
「またやりたいなー」
「やらなきゃなー」
なんて思って、当時通っていたボルダリングジムの
店員さんのブログを見ていたら,
面白い記事を見つけたので簡単にその内容を
共有させていただきたいと思います。
その記事は、先日開催された
ボルダリング大会での
初心者と上級者たちの登り方の違いについて
書いたものでした。
大会では、初心者から上級者までもが
同時に同じ課題を登ります。
なので、その店員さんは、審判をしながら、
あることに気がついた、とのことです。
その分析によると、
①上級者は自分の課題が見えていて、
戦略的に登る課題や登り方を選択しているが、
初中級者は無計画に、闇雲に、課題に取りついている
上級者は
「簡単な課題から攻める」
「登ると疲れてしまいそうな課題を先に登っておく」
「後半、登る人が列を作りそうな課題に早期に着手する」
など、各々の戦略を持っているそうです。
でも初心者は
「とりあえず1番から順に登っていく」
「できない課題があるとそれに異様に固執する」
などの傾向があるようです。
②上級者は登るコースを、
設定した人の意図を組みながら登るプランを練るが、
初中級者は登るときの手順を考える程度
上級者の会話からは
「なぜこの持ち手が使われているか」
「設定者はこのような動きをさせたいのではないか」
「でもこうやったら設定された動きを壊せそうじゃないか」
「ここはやり方が3通りありそうだけど、まずはこれを試す」
などが聞こえてくるのに対し、
初心者は単純に登るときの手順を考えている、
という段階にとどまっているそうです。
③上級者ほどポジティブに思考し前向きな発言をするが、
初中級者にはネガティブに思考し後ろ向きな発言をする選手が多い
上級者は課題を前にした時に
「これは登れそうだ」
「アップでこれはいけるでしょ」
「完全制覇見えた!」
などと自信を持って前向きに
課題にトライしていた印象が強いとのことですが、
しかし、初中級者には発言がネガティブな
選手が多い気がする、とのことです。
「今日は一個も登れなかったな」
「この課題難しすぎて、できる気がしない」
「ビリにだけはならないように気を付けます」
など。
④上級者ほど登るときに掴む「石」を細かく掃除するが、
初中級者はあまりしない
細かいことですが、上級者ほど頻繁に、
捕まる「石」(ボルダリングではこれを「ホールド」といいます)
を掃除しているようです。
一方で初中級者は、ここ一番の大事なときですら、
掃除せずに登り始める人が多い、というのです。
ここには、フリクション
(登るときに石に捕まる指の摩擦力の感覚、
とでも行ったら良いのでしょうか?)
に対する繊細な感覚を持っているかどうかの差
が表れているのではないか、と言います。
なるほど・・・
なんだかとっても耳の痛いことが
書かれているように思いました。
神は細部に宿る、とよくいいますが、
大きなところでビジョンを持ち、
それを徹底して達成しようとした時、
結果的に全ての行動の端々に違いが現れる、
ということはわかるような気がします。
ライフワークを進める時というのは
ついつい、自分の不得意なところ、
というのは実働はもちろん、
考えることすらおざなり、
にしてしまいがちです。
かといって、
頑張って不慣れなことを追求しようとしても
毎日の疲れに勝てずにアクセルとブレーキを
同時に踏むような毎日が続き、
結果、大きな前進もなく時間が過ぎていく。
と、いうのは実は自分の話なんですけど、笑
今もそんなところがありますが、
だいぶ改善できてきたように思います。
自分の場合は一人でやるのは早々に諦めて、
情報を取る、仲間を作る、
ということをして来ました。
今は逆にそんな場を作れればな、と思っています。
ちなみに、今回のこの鋭い考察をしたのはこちらの方です。
西日暮里のボルダリングジムの店員さんのブログmickipedia