「言い合い」できる人、いますか?

「人はなぜ生まれたのか?」
「なんのために生きているのか?」

人類にとって、永遠不変の問いではないでしょうか。

その答えが、この問いに対する
回答に入っていると思います。

「じぶんは誰か?」

ただ、問題があります。

この問いもまた、
永遠不変の問いだということです。

これらの問いの上手な扱い方は、
たったひとつの絶対的な答えを探さないこと。

そうすれば、人生やビジネスやらに役立つヒントを
たくさんひっぱり出してくることができると思うのです。

「ケンカ上等」が生み出すもの。

今日は月曜日ということで、
朝からチームメンバーと打ち合わせ。

一週間がスタートする日の朝っぱらから、
激論が勃発してしまいました。

メンバーが、やたらしつこい。

「こういう可能性についてはどう思う?」

と、やたらと聞いてくるのです。

「いやいや、もう仕事(実際に手を動かす)に移ろうよ…」
と内心思ったし、言ってもみましたが無駄でした。

かれこれ、「あーでもない、こうでもない」
と半分ケンカかのように議論すること30分以上。

やっとこさ、和解の光が見えました。

そのめんどくさい、、
いやいや有益な議論のギフトは、
じぶんの奥深くに、しまい込んでいた
本音の存在に気がついたことです。

その本音の内容は本題ではなく、
人とのコミュニケーションが、
「じぶんを知る」ことにつながる
という気づきが大きな収穫でした。

自分ひとりで山の中をひたすら歩いたり、
壮大な海をボーッと眺めていても。
今回の答えには行き着かなかったでしょう。

人と話し合うことで(それも深く)、
じぶんのことがわかってくることが
あるのだと思いました。

言い合いが、次元上昇の鍵!?

人と話し合うことで(それも深く)と書きましたが、
深くというのはどういうことでしょうか?

続けて、このことについても考えてみようと思います。
深いコミュニケーションの要素は、

耳が痛いことを言えるか、
言われせることができるか、

そういうことだと思います。

耳が痛いことは、
相手を理解していないと言えない。

耳が痛いことは、
自分に受け入れる心構えがないと言われられない。

お互いに尊敬と信頼があるからこそ、
深いコミュニケーションが生まれるのだと思うのです。

『YAWARA!』、『MONSTER』、『20世紀少年』
など数々のヒット漫画を手がける漫画家
浦沢直樹さんには、長崎尚志さんという
ブレーンがいますが、おふたりの関係に
ついて触れて締めくくりたいと思います。

言い合いは、もう本当にしょっちゅうです。「言い合いしてナンボ」みたいな感じですね。僕が思いついたことに対して「いいですね」とすんなり言われたら、それはそれで「本当にいいの?」と疑心暗鬼になったりするじゃないですか。そこで反対意見がスッと出てくると、僕が気づかなかった新しい次元に入れるかもしれない。

新しい次元に入るのは、じぶんでは見えなかった
じぶんの新しい側面や可能性が見えた瞬間です。

「言い合い」できる人、いますか?

今日もブログに来てくださって、
ありがとうございました。

読んでくださっているみなさんとも、
「言い合いできる関係」まではむつかしくとも、
もっとコミュニケーション取れる環境を作りたいです。
LINE@とかなのかなぁ。いろいろ考えてます。