クリスマスの企画でよくある
プレゼント交換会でぼくの元に来たのが、
宮沢賢治の〔雨ニモマケズ〕 でした。
よく知られているのが、冒頭のこのくらいまででしょうか。
雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
今回、とりあげたのは、
マイナーな一節ではないかと思います。
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ふつうの言葉に直すとこうです。
あらゆることを
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
自分を勘定に入れずに
よく見聞きし分かり
松下幸之助さんは、素直という言葉で、
ありのままにものごとを見聞きする大切さを説いています。
宮沢賢治さんのこの言葉も、
それと同じようなメッセージなのかな、
と個人的には受け取りました。
人とコミュニケーションを取るときには、
自分を入れずに、、、
よぉく聞く。
よぉく見る。
そんな姿勢を意識したいと思いました。