子どもの自分の声、聞いてますか?

インターネットラジオの収録が終わって、
ほっと一息ついたときに、ツイッターを開いた。

こんな投稿がいちばんに目に飛び込んできた。

そしてぼくの目は、ある一点へ、
スーッと吸い寄せられていった。

これだ。

岡本太郎さん作、太陽の塔。
本物はこちら。

いやはや、「このオブジェ、ほしい」。

「じぶんのための楽しいプロジェクトをたくさん作る」

でもべつに、取り立てて、
岡本太郎さんの熱心なファンではない。
本を数冊読んでいるくらいで、
素人に毛が生えた程度だ。

大阪万博の会場で建設された
建築物であるというくらいの知識で、
どんな背景やらがあるのかは知らない。

でも、よくよく振り返ってみると、
じつは昔から、このオブジェに
心惹かれていたのは確かだったと思う。

ただしかし、、、
これはぼくだけじゃないのかもしれない。

この作品には、人の心を惹きつけてやまない
「ナニカ」があるのではないかと思うのだ。

ただ今日は、その「ナニカ」を
読み解いていくような狙いはない。

ほんとうに言いたいのは、
「じぶんのための楽しいプロジェクトをたくさん作る」
ということなのである。

子どもの自分の声が道標。

どういうことかというと、
「岡本太郎記念館に行きたい」
という小さな心の声が聞こえた。

「え? じゃあ、行ったらいいじゃん」
と思われる人もいると思う。

しかし、ぼくにとっては、
その声は小さくて無視してしまいがちだ。

「あ、まだ溜まってる仕事しないと」
「彼女とのあの約束があるから」
「●●さんとの約束を先に入れないと」

たとえるなら、こんな感じ。

「たのしそーう」、「やりたーい」
という子どもの宏臣くんに対して、
大人の末吉さんが言い聞かせている。

「あなたがたのしいことよりも、
 優先するべきことがあるでしょ」

今回もそんなかわいそうな状況になりかけた。
子どもの宏臣くんの声は亡きものにされそうだった。

でも、こんな文章を読んで救われた。

Appleの共同創業者である
スティーブ・ウォズニアック氏の言葉だ。

僕は「自分自身のための小さなことを、たくさんしよう」という信念をもってもらいたいと思っているんだ。生活の中で、楽しいプロジェクトをたくさん作る。何かに繋がったものでもなく、会社を起こしたわけでもない。そのためのプロジェクトではないのだから。自分の楽しみのためにするんだ。(中略)
「さあ、富を最大限にするぞ」「さあ、権力を最大限にするぞ」というふうに自分をもっていきたいとは思わなかったからね。そんなふうに考える必要はないんだ。ただ、「楽しむ秘訣を見つけて、この先ずっと良い人でいたい。幸せに生きて死にたい」それでいいんだ。

もっと、たのしいプロジェクトを、
たくさん作っていきたいな!

今日もブログに来てくださって、
ありがとうございました。

ということで、週末は、
岡本太郎記念館へGO!