昨日の「大切なもの」という
テーマについて書きました。
大切なものって、
自分では見えなかったりします。
たとえばぼくは、
本当にやりたいことは何か、
ずっと迷っています。
それは、いまもそうです。
いまも、その時々の答えは出すけど、
厄介なことに、その答えのなかに、
新しい謎がセットで含まれています。
「あ、こういうことか!」とわかっても、
また次に取り組むべきお題が与えられます。
「えー、またぁ」と文句のひとつでも、
言いたくなってしまいますが、、、
それが人生だと思いますし、
それがおもしろかったりするもの。
と、最近になって思うようになりました。
答えなんて、出なくていい。
そんなことを考えていたら、
ほぼ日の対談企画のなかで、
都内のテレビ美術制作会社勤務で、
企画、人事を担当する燃え殻さんが
こんなことを話していました。
「イトイ式」って番組をやっていたころ、
僕は、まわりの大人という大人から、
「右に行け」とか、
「左に行け」とか、
「ああしろ」とか、
「こうしろ」とか、
もう年がら年中、言われていたんですね。
で、そういう状況だったときに、
糸井さんが月に1回、
その「イトイ式」ってTBSの番組で、
木村拓哉さんとか
大槻ケンヂさんとかをお相手に、
1時間とか2時間、
いろんなことについて話をしながら、
最終的には
いつも答えが出ないんで終わるんです。
でも、まわりで「ああしろ、こうしろ」って
言ってくる大人よりも、
「簡単には、答えなんか出ないよ」
って言ってる大人のほうが、
僕には、本当に思えたんですよね。
で、こうして糸井さんにお会いするまでに、
そこから20年くらいあるわけですが‥‥、
こうして糸井さんにお会いして、
いろいろとお話させていただいたら、
「まぁ、いろいろあるけどさ、
そんな簡単には、答えは出ないよね」
って、まだ言ってたの。
「ああした方がいい」
「●●するべきだ」
誰かが言っている答え、
自分の中にある答え、
それって、ほんとうでしょうか?
答えがない人生は不安定で、
居心地もよくありません。
答えを出して、信じ続けるほうが、
ある意味ラクな生き方だと思います。
でも、「答えなんてない」
ということを理解することが、
自分らしく生きる鍵だと思うのです。
このスタンスでいながら、
何かを発信するのって難しいなと
感じながら、この記事を書きました。
だって、答えがないのに、
答えを書くのですから(笑)
今日もブログに来てくださり、
ありがとうございました。
クリスマスの今日ばかりは、これ以降、
パソコンとスマホを見ないようにしよう。