コミュニケーションの臨場感。

今日はなにを書こうか、いつもよりも悩む。書くことがないという断崖絶壁に追い詰められる系ではなく、何個か書きたいことがある優柔不断系の悩みである。これもまたこれで、案外悩ましさに変わりはないなぁと思う。

いくつかあるなかでふたつに絞った。デットヒートを繰り広げて、最後の最後に脱落したのが映画『ダンケルク』だった。競り落ちた理由は、ものすごくいい内容で誰かにシェアしたい気持ちでいっぱいだけど、まだしっかりとしたことばにはしたくないと感じたのだ。ことばになる前の「かたまり」のまま、じぶんのなかに置いておきたい気分だったからだ。もう少し、余韻を味わいたいなぁと。(でも、内容はホントによかった!「気になる人は劇場に!」と宣伝してまわりたいくらいに)

接戦を勝ち抜き、栄えある第1位に輝いたのは、吉本ばななさんがnoteで書いている本気のメルマガ「どくだみちゃんとふしばな」。雑なのか味があるのかわからないこのバナーも好きだ。

購読契約をしては、クレジットカードの問題で解約になる。契約しては解約になるという憂き目を2度ほど繰り返してもなお、またつい購読してしまう。

とにかく、ばななさんの目線がやさしい。じぶんに対して、人に対して、世界に対して。この温かい目線であたりを見回したら、案外、この世の中は怖いところじゃないのかもしれないと思えてくる。だから、怖がらずに前に進んでみようと思えるのだ。

そして、このエッセイを読み終わったあと、ある恒例行事が待っている。それが、感じたことやら気づいたことをツイッターでつぶやく。こんな具合に。

この習慣は、ばななさんのこのマガジン説明文に書かれたこのひと言がきっかけになっている。そしてこの習慣、ぼくはなかなか気に入っている。

コメントはオフですがTwitterに遊びに来て感想聞かせてくださいね。

また逆の立場で、ぼくのエッセイに対してコメントやらコメント付きリツイートがくると、やっぱり嬉しくなってしまう。

コメント欄にコメントをいただくよりも、(完璧個人的に)つよくコミュニケーションの臨場感が感じられる気がする。血が通っている感じが好きなのだ。

kaoruさん石塚勇気さん、ありがとうー!

そんなこんなで、これからこのエッセイも吉本ばななさんのスタイルを踏襲しようと決めた。ということで、ばななさんのお言葉を拝借して・・・

コメントはオフですが、Twitterに遊びに来て感想聞かせてくださいね。

末吉宏臣のtwitter → https://twitter.com/hiroomisueyoshi

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