(個人的に)大きなふたつのご報告があった。まずは、ひとつめ。
cakesとnoteのCXOに、深津貴之さん @fladdict が就任しました。UI・UXの改善、いろいろやっていきます。今後、改善の試みやデザインへの考えをコンテンツにしていくのでお楽しみにどうぞ!/深津貴之さんが、ピースオブケイクのCXOになりました。
— Sadaaki KATO / 加藤 貞顕 (@sadaaki) October 2, 2017
こうやって毎日毎日お世話になっているnoteが、なんだかもっと、いい感じになるみたいだ。やー、じぶんごとのように嬉しいなぁ。
なんだかすごそうだから、読んだ瞬間にテンションが上がったんだけど、はて「CXO」ってなんだ? じつは、Chief eXperience Officerの略称だそうで。・・・いや、聞いたことがない。わからぬ。
詳しくは、cakesのこの記事で説明されている。
URLをクリックして読むのが面倒な人に、ほんの少しだけ説明を試みてみようと思う。
すべての体験を”よりよく”デザインしていくのが、CXOのお仕事。ちなみに、すべての体験とは、こういうこと。
うーん、やっぱり、書き手にとっても、読み手にとっても、見やすくなったり、使いやすくなったりと、「いい感じになる」ということで間違いないようだ。
ちなみに、同じようなことを100万部をゆうに超える『嫌われる勇気』、『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』など数々のヒット作品を生み出してきた編集者の柿内芳文さんもお話していたなぁと思い出した。(柿内さんに「ベストセラーの作り方」についてインタビューをしたときのこと)
「これからは、体験をデザインできるデザイナーが求められるようになる」
ちなみにふたつめのご報告は、その柿内芳文さんのものだった。
【始動のご報告】3年間在籍したコルクを9月末にて退職しました! 編集者として原点に立ち戻って「小さき声を、大きく、遠くに、はるか遠くにまで届ける」活動を、今度は会社という形で始めようと思ってます。まだご挨拶できていない方も多く恐縮ですが、引き続きよろしくお願いします!#stoke
— 柿内芳文(編集者) (@kakkyoshifumi) October 2, 2017
これまた、このコンテンツ業界に、新しい台風の目が誕生した。そんな感覚だった。確実に、新しくて、強くて、面白い作品やらプロジェクトが生まれる。そんなドキドキ感に胸が熱くなった。
柿内さんへのインタビュー中、一貫して伝わってきたこと。それは、「タフさ」だった。どこまで深く突き詰めて考え続けられるか、最後までとことん考え抜けるか。青白い炎が静かに燃え続けていた。
プロデューサー、編集者として尊敬するおふたりのご報告に、ぼくの胸は熱くなった。さらにこの業界は、おもしろくなる。そして、だからこそ、負けてられないぞ。(自らのちっぽさに押し潰されそうになりながらも)
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映画『ダンケルク』を、もう一度観たいという気持ちがなくなりません。どうにか時間をやりくりして、あの体験・体感を味わいに行こうかなぁ。
今日は有料マガジン『プロデューサーの眼差し』の記事配信日でもあります。ノウハウちっくなエッセイを1本、独自のコンテンツをつくっていく音声を1本、毎週通常運転でお届けしてます。
そしてさらに、もうちょっと楽屋裏的なコンテンツも配信していこうかなぁと計画してます。ベストセラー作家の人たちのコンテンツの制作現場や、逆に編集者やプロデューサーの仕事術まで。(編集者と名乗っているのに、なぜだか編集者の方となにかをやることも多かとです。ひろおみです。)
ぜひ少しでも気になったら、お気軽に仲間に加わってください。
◉ 『プロデューサーの眼差し』 → https://note.mu/sueyoshihiroomi/m/m2dfd4c230a76