毎日の中で、ついイライラしてしまうことってありませんか?
もし、近頃のあなたにイライラしてしまうことがあるとしたら、ぜひとも今回のお話をご覧ください。その原因は意外なところにあるかもしれませんよ。
人が生きていく上でとっても大事なことなのに、なぜだかあまり学ぶ機会のない
「感情」について、末吉がカウンセラーの細川一滴先生に色々聞いていく大好評企画。
『 感情の学校 』7限目、はじまります!
末吉:
みなさんこんにちはナビゲーターの末吉宏臣です。そして感情の学校の先生、
一滴:
細川一滴です。よろしくお願いします。
末吉:
ということで今回も授業をお届けしていこうと思います。今回は、この前僕の周りで、打ち合わせをしていた仕事のビジネスパートナーがいて、その方がいってたことを相談しようかなと思うんです。
その人が言ってたのが「自分の中で例えばその人の部下とかその人のパートナーさん奥さんとかに対して無性にイライラしてしまう時があるんだけど、イライラっていう気持ちに対しても嫌な感じがするんだけど、どういう風に対処したらいいのかわからないんですよ」みたいなことを言われて、それについてちょっとお伺いできればな、と思うのですが。
一滴:
そういう風にいってるんですよ、って言いながら末吉さんの悩みだったりするんじゃないですか?
末吉:
まあ、確かにそうだよね。これは毎回いうようだけど、僕にもあるよね。
一滴:
自分の中にマイルールは誰にでもありますよね。例えば「時間って守るべきでしょ」とか。人によっては「プラスマイナス5分が許せる人、いや5分はありえないでしょ、10分は余裕みないとダメでしょ」とか、「前後30分OK」な人がいたりとか。
そのマイルールっていうのを知っておく必要がありますよね。ルール自体は、なんとなく自然に自分の中に入っちゃってるんだけど。
末吉:
無意識ですよね。
一滴:
それからブレるとイライラしますよね。
末吉:
なるほどね、イライラの原因ってマイルールなんですね。
一滴:
「普通さー」とか「常識でしょ」って言いたくなったとしたら、それは「あなた個人の問題なんです」っていう本質的なことを、まずは知ること。
末吉:
自分の問題なんですか?
一滴:
知っていれば「僕はこうだから合わせてもらえる?」っていう話を言えたりするんですよね。相手に合わせてもらう、っていうのは一番やりやすいんですけど、本質的にはそのルールを「緩めていく」または、「なんでこれに固執しているんだろう?」とか、「なんでこういう風になっているんだろう?」っていう原因を知って、もし緩められたら、それはすごく大きな変化になりますよね。自分を許していく、とか、幅を広げていく、というか。
末吉:
ほー、自分の幅を広げることに繋がるんですね、ルールを緩めるっていうのは。そういうのが少しずつ広がって許せるようになってくると器が大きくなった気がしますよね。
一滴:
幅広い信頼と、幅広いお客さんの層とか、人間関係に発展すると思います。
末吉:
確かに、そうなりそうですね
一滴:
ルールっていうのが育ちの過程で染み込まされていくっていうのと、もう一つはタイプもあるんですよね。「どんなポイントで感覚が厳しいか」っていうところの。時間に厳しいタイプの人、言語に強い人とか弱い人とか、体感覚の人とか、いろんなタイプの人が居るんですよ。
そのタイプによって才能が違うんです。だから、いろんなタイプの人がいるんだって知っておくのは大事ですね。自分と違う人を見たときに、この人はどういうタイプで自分とは全然違う才能があるんだなって思えたら楽になると思いますよ。
末吉:
なるほどね、マイルールを知ると同時に、いろんなタイプがいるってことを知っておくっていうことが大事なんですね。
一滴:
基本的には自分の思い通りにならなくてイライラするっていう時は、自分の至らなさっていうか、限界を感じさせられて自分が嫌だからイライラする時だと思うんですよね。
末吉:
もう一回言ってもらってもいいですか?
一滴:
自分の至らなさを思い知らされてる感じがする。
末吉:
イライラするとき?
一滴:
余裕があったらイライラしないわけじゃないですか。
例えば時間の話だったら「遅れてもいいよ、別に対処できるよ」って思うじゃないですか。だけど「遅れたらやばい」って思うことは、自分の幅の狭さを突きつけられるんですよね。
このラインからずれたら苦しくなるっていうのは自分の余裕のなさっていうか「小ささ」だから、嫌な感じがするんだと思います。
末吉:
ちょっと僕が受け入れきれなかったんですね、笑 いや、でもいると思います。これを見ていて受け入れられない人。言ってることわからないって頭を混乱させて、自分のキャパのなさってところを見たくない人。
一滴:
そうです、見たくない。なので、本質的には「このイライラは自分の余裕のなさっていうのが原因なんだ」「自分が原因なんだ」っていうのがあると思います。
末吉:
これ、ぜひあと1回聞いてください、笑
結構ボリュームがあったというか、いろんな要素が入っていたと思うので、もう1回聞いてみてほしいですね。自分の中に染み込む度合いとか、気づくことがより深まるんじゃないか、という感じがしました、今回特に。ぜひ時間がある方、もう1回聞いてみるといろんな発見があるんじゃないかと思います。
一滴:
本当に幅が広くなると思います。仕事の幅も、友人の幅も広くなっていくと思いますね。
末吉:
今、なんとか広げようと頑張ってるので、自分が聞きなおそうと思います。
はい、ということで次回も楽しみにしておいてください。今回もありがとうございました。