もう何度紹介したかわからない、
大ヒット映画「君の名は。」。
彼女と一緒に、再び見に行ってきました。
映画が終わって、
隣を見ると彼女が泣いていました。
やっぱりいい映画で感動したのかな、
と思って「どこが良かったの?」と聞くぼく。
「ストーリーが良かったんじゃないの」
予想外の答えを返す彼女。
「あなたが、こんなことをやりたいんだろうと思って見てた。
こんな作品を作りたいんだろうなって」
そしてなんと、
「ぼくがプロデュースした映画の試写会を
一番後ろから2人で見てる未来」
が垣間見えたそうなのです。
そんなことを涙ながらに話す彼女の隣で、
なぜか流れる涙を止められませんでした。
「君の名は。」の影響力。
この作品は、娯楽であり学び。
いや、学びという堅苦しい言葉は適切じゃない。
押しつけるでもなく、
意識が変わる。
行動が変わる。
何となく。
変わる。
「よーし、人生変えるぞ!」
意気込むでもなく、
暮らしに溶け込んだ変化が起こる。
恋愛に前向きになったり、
いま隣にいるパートナーに疑いを持ったり、
実はそのパートナーと出会い直したり。
前世の存在が気になったり、
今に感謝の気持ちが生まれたり、
未来の運命に希望を感じたり。
もちろん映画ではないかもしれないけど、
ぼくもそんな作品を作りたい、そう思います。
本当の自分を思い出す。
いい作品に触れると、
いい仕事に触れると、
胸が高鳴り、インスピレーションが刺激されます。
「本当にやりたかったことって何だっけ?」
「どんな基準でやりたいんだっけ?」
映画だけでなく、音楽や芸術もそうだし、
一流の経営者、セールスパーソンに会ったときもそうです。
胸の奥にある何かが、動き出します。
ただ最近、いろんな方のプロデュースを
していて発見したことは、
別に一流の作品や人ではなくても、
その人らしい自分の道を追求している人に
触れたときにも、同じようなことが起こります。
「仕事って何か?」
あまりに当たり前のことだけど、
まだまだ奥深いテーマだと感じます。
改めて、ぼくはプロデュースに取り組みながら、
自分のメディア作りにも力をいれていきたいと思います。
今日もブログに来てくださり、
ありがとうございます。
お知らせ。
メールレターでは、エッセイのようなものの
更新情報やプロデュースする作品の紹介、
イベントの情報をお届けしています。