アーティスト、堂本剛。

「じっちゃんの名にかけて!」

このことばとサムネイル写真が、記憶の中から蘇ってくるようであれば、あなたの年齢は30歳以上ではないだろうか? 初代、金田一少年の堂本剛さんだ。

ぼくが小学生時代、地元長崎の海に泳ぎに行く前夜のこと。家族と宿泊したペンション的なところでテレビをつけたら、「金田一少年の事件簿〜学校の七不思議〜」が流れていた。

まだ小さかったぼくにとってはちょっと怖いけど、観たい。おもしろいけど、ちょっと怖いという矛盾にさいなまれつつ夢中になった覚えがある。

さてここからは、金田一少年のことは忘れてもらい、堂本剛さんについて書いてみようと思う。

ジャニーズグループKinKi Kidsとして、相方の堂本光一さんとデビューし活動をしている。ドラマやバラエティーなど幅広く活動してきたが、とりわけ目立つ活躍といえば歌手活動だ。1997年「ガラスの少年」というデビュー曲以来、大学生になるくらいまでは非常に好んで聴いてたが、それ以降は縁遠くなっていた。しかし、この記事を書こうと思い、Googleを検索してみた。

2017年7月、「デビューからのシングル首位連続作品数記録」のギネス記録を38作連続へ伸ばし、CDデビュー20周年に花を添えた。「シングル1位獲得連続年数」も21年連続に更新。これまで並んでいたB’zの20年連続(90~09年度)を上回り、アーティスト歴代で単独最多という大記録も打ち立てた。(スポーツ報知)

昔からジャニーズのなかでは唯一、CDを買っていたし、彼らの歌が好きだった。ぼくのなかで彼らは、ジャニーズというよりもアーティスト的なイメージが強い。実際に、あの吉田拓郎さんはじめ、一流アーティストたちが揃っていた「LOVE LOVE 愛してる」という音楽番組あたりから、作詞作曲活動をはじめ、のめり込んでいった。(という印象がある)

久しぶりに堂本剛さんの音楽をYouTubeで聴き漁った。懐かしさとともに、哲学やらこだわりを持って音楽活動に向き合っていることが伝わってくる。たとえば、堂本剛さんがシンガーソングライターとして、いちばん最初の楽曲である『街』。

近頃の空
やけに狭く映るな
君も同じだろう
不安抱きしめてんだろう

君が苦しめられない保証が
この街にもあれば
勇気なしで背中押したけど
未だ気がかりだよ
強がる時が来たとしたら
これはチャンスだって
君ならきっと
笑い飛ばせてるよね

愛を見失ってしまう時代だ
街も求めているんだ
自分を守り生きていく時代だ
だからこそタマシイが
愛を刻もう傷ついたりもするんだけど
痛みだけは忘れたくないんだ

これが、堂本剛さん23歳のときの歌詞だ。深みを感じる。もう少しいうと、深みというよりも、ほんとうに飾らずカッコつけず、まっすぐなのだと思う。傷つきやすい繊細な自分をさらけ出している。じぶんの弱さにも嘘をつかずに等身大で書かれているように感じるのだ。だからこそ、根っこに強さがある。

ここまで文章を読んでいて、ナニカ感じることがあったとしたら、この動画の17:00〜の彼の独り語りを聴いてみてほしい。彼の人柄や音楽、作詞作曲活動に対しての真摯な姿勢が、沁み入るように伝わってくる。

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堂本剛さんの哲学やら芯を感じさせるあり方に、静かに影響を受けています。じぶんのなかに、彼の世界観をなじませてみたいと思いました。なんだかんだでぼくは、ゼロから作品をつくっていく人に心惹かれる。そろそろ、なにかをつくりだそうかな。

嬉しいことに、このnoteのエッセイを読んでくださっている人がじわじわ増えているみたいです。縁起がよくて好きな888という数字のフォロワー数を記念に写真に収めようとしたが、ミニオンズたちのバタバタ映画を観ている最中に891人になっていました。ちょっと残念だけど、有り難いなぁ。

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