ぐうぜん発見した動画にハマっています。
秋元康さんに密着取材した動画です。
(10分程度 × 8本で構成されています)
AKBグループのプロデューサーとして有名で、
美空ひばりさんの「川の流れのように」をはじめ、
作詞家としても名曲を残されています。
正直、賛否両論の活動。
しかし、日本だけにとどまらず、世界各国にも
飛び火するほどのブームを作り上げた仕事術は
いい悪いを別にして、ものすごいの一言です。
密着ドキュメンタリー動画の冒頭から、
「24時間、考えろ」
年の瀬のムードにはふさわしくない
言葉からスタートします。
3日で2曲を作り続ける仕事術。
AKB、SKE、NMB、HKT、乃木坂48、
さらに海外グループの作詞、PV制作、
イベントの企画・運営などを手がけるとなると、
どれほどの仕事量になるのか、
想像したこともありませんでした。
リアルに知ると、ものすごい。
動画を画面越しに見ているだけで、
そのプレッシャーが伝わってきます。
たとえば、秋元さんは、
3日に2曲のペースで曲を作る
計算になるそうです。
さらに、秋元さんはこう言います。
「粘りますね。3回から5回は直してます」
ここに曲がつき、PVの衣装を選び、
ダンスの振り付けを作って、
PVの映像ストーリーがつきます。
それが、複数グループ分。。。
状況を想像するだけで、プレッシャーに
押し潰されそうな感覚に襲われます。
秋元康さんの情熱の源泉は?
ネット上では、秋元さんのことを
お金の亡者だ的なことが書かれていますが、
「お金というインセンティブだけでは、
これだけのものを生み出すことはできない」
個人的にはそう思います。
ここからは、ぼくの仮説です。
秋元さんは、あるタイミングで、
情熱の源泉を発見したのだと思います。
お金や名声など他人の評価など、
外的動機ではなく、内的動機が
エンジンとなっているのでしょう。
「エンターテイメントとは?」
この最後までわからない謎に対する
答えを知りたいということが、
秋元さんの内的動機なのだと思います。
それに関連するだろう密着動画内の
秋元康さんの言葉を紹介します。
「何をもっていいかはわからないですけれども、
自分の中でいいものを、自分の中でこれがいいんだ
ってものを作らないとしょうがないんですよね」
この内的動機の源泉は、
「人生のテーマ」にあります。
秋元康さんの場合には、
「エンターテイメント」。
「人生のテーマ」発見を手助けすることこそ、
ぼくたちプロデューサーや編集者の
大切な仕事だと考えています。
努力と義務感を抜けだす。
この内的動機につながった人は、
「いい仕事をしたい」
「いいものを作りたい」
という尽きない情熱に燃えて、
たくさんの人にすばらしいものを
きっと提供していくはずだからです。
そして、努力から解放されます。
いや、正確には、努力をしている
という感覚から抜け出すことができます。
「●●しなければ」ではなく、
好奇心と喜びが仕事のエンジンになるのです。
それも、「ワー、楽しい!」という喜びではなく、
深い充実感にも似た喜びがご褒美になります。
と、、、自分の情熱に従って、
いい仕事をしている人に触れると、
情熱が伝染してきますね。
今日もブログに来てくださり、
ありがとうございます。
そんなこんなで、、、
年末なのに、年末感がないなあ。
でも明日は、昼からお蕎麦と日本酒や。
あ、そして、一流の仕事といえば、
ベストセラー作家でFPの江上治さんが、
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第6回 『凡人のための運命を切り拓く方法』
与えるシェアの精神は、一流の要素のひとつですね。
こんなことやるんだと、いつも驚かされます。