今回は、これからの時代に、
価値を生み出せる人材になるための
「資産=強み」を築いていく上で言葉をご紹介します。
歴史的な文豪から教わった言葉
今回ご紹介する言葉は、
世界的、歴史的な文豪であり
ドイツ一有名だと言っても過言ではない
文豪「ゲーテ」のものです。
私事ですが、
ゲーテに対しては
ずっと運命を感じていました。
それは、誕生日が同じ日という
些細なことではあるのですが、
それがきっかけで、彼の著作から
たくさんの学びを受け取ってきました。
ちなみに、昨年お亡くなりになった
ゲゲゲの鬼太郎の作者である水木しげる氏
もゲーテから多大な影響を受けた、と
公言してはばかりません。
なんと、戦争に持参して、
心の拠り所とされるほど、
愛読なさっていたそうです。
さて、話を戻して、今回ご紹介するのは、
そんなゲーテが、エッカーマンという
若き詩人であり作家に対して
厳しいアドバイスを送ったときの言葉です。
「重要なことは・・・」
ゲーテは語り始める。
「けっして使い尽くすことのない資本をつくることだ」
使い尽くすことのない資本とは?
ここからは、私の解釈も交えて、
お伝えします。
彼がここで言う「資本」とは、
知識・スキルであり、才能であり、
人生経験に裏打ちされた知恵
のことではないかと思います。
金銭などの外的な「資本」は、
使い続ければ、いつかは必ず底をつきます。
しかし、あなた自身の中に
蓄積される内的な「資本」は、
まさしくゲーテの言葉どおり、
使い尽くされることがありません。
それどころか・・・、
学べば学ぶほど、
使えば使うほど、
積み重なるものです。
積み重ねた「資本」がもたらすギフト
そして、この資本。
積み重ねれば積み重ねるほど、
あなたを自由にしてくれます。
たとえば、私のあるクライアントさんは、
会社の研修で2時間かけて、
コーチングの知識を学んだそうです。
これだけでは、、、
資本とすら呼べない代物でしょう。
しかし彼は、そこで終わりませんでした。
自発的にコーチングに関する本を読み、
いろいろな種類のセミナーに参加し、
60万もの自費を投資して、
コーチングのスキルを身につけることにします。
そしてあるとき、
自分の才能やスキルを使って、
もっと自由に働きたいと考えるようになり、
コーチとして、独立を果たしました。
今まで積み重ねてきた
コーチングスキルという資本が、
彼を助けてくれたのです。
そして、彼は今現在、
その資本をどんどん使い続け、
さらに大きな資本を構築しています。
さらに大きな資本・・・?
知識・スキル、才能や知恵
という資本とは別に、
彼がもう一つ築いている
別の資本があります。
それについては、また次回、
お伝えしたいと思います。
最後に、ゲーテの言葉を借りて、
あなたにお聞きしたいと思います。
「あなたが、これから築いていく
使い尽くすことのない資本は何ですか?」
追伸、、、
水木しげる氏は、ゲーテについて、
「ゲゲゲのゲーテ」双葉新書
という著書を出版されています。
私はまだ読んでいないのですが、
ピンときた方は、ご一読ください。
追伸2、、、
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