ライフ>ワーク。

仕事ちょっぴり、生活たっぷり。

超人的仕事人間ではないため、お正月までハードワークという生き方ではない。だけど、ほんのちょっと、ほんのちょっとなんだけど、「もっと働いたほうがいいんじゃないか…」とか「みんなが休んでいるときだからこそ、頭ひとつ飛び抜けるチャンスなんだから!」的な思いが頭をよぎらないでもない。

(ほぼ無意識のうちにではあるけど、)そんな思いを抱えているときにこんなつぶやきを見つけた。

まさに、そうそうそうそう、である。

高校生の頃からビジネス書や自己啓発書を読んでいた変わった青年期を過ごしたあと、コンサルティングや研修の会社に勤めたぼくは、仕事、成長、成果みたいなものを追いかけて走っていた。2011年3月を境に、そんな生き方にぼやっとした疑問を持つようになり、徐々に働き方や生き方がシフトしていったように思う。

ワーク一辺倒からライフの見直し、である。

このnoteのエッセイ的なものを書くなかでも、ライフに目を向ける機会が増えた。よくよく毎日を観察する癖がつくと、ライフの大切さが、おもしろさが目につくようになるもので。ということで、元旦の今日はこんなライフ行事の数々が。

朝からおせち料理とおすまし。一緒になにやら高いシャンパンも。不思議な組み合わせではあるが、お酒が進む進む。

お昼の2時過ぎには顔を真っ赤にして、布団に倒れこんだ。と思ったら、もう夕方5時を過ぎていた。霧がかった頭のままリビングへと移動して、小説を少々。

そこから、今日配信予定の有料マガジンの動画講座の設定をちょいと。(少し前の動画だけど、なかなかいいこと言ってるなぁ。じぶんが勉強になる、というか考えさせられる)

そして、「ほぼ日5年手帳」をおろした。(このへんのことは、また詳しく)

元旦の締めは、お正月恒例の家族麻雀対決。

ルールもほぼわからないビギナーにも関わらず、幸先は順調。だったはずが、失速して結果は3位。やりはじめると楽しくなって、負けると悔しいな。

と、ただただ一日の流れをダイジェストで書いただけ。ひと昔前のぼくなら、「なんて生産性のない」とレッテルを貼ったことだろう。さらには、「こうやって、その日の出来事をダラダラと書き綴るなんて、なんて意味のない」と、書くことなんてしなかっただろう。

だけど最近、ともすると当たり前のように過ぎ去る、毎日のライフのワンシーンワンシーンの重たさを感じるようになったのだ。別に深刻な意味ではなく、その一つひとつが「あぁ、いいもんだなぁ」くらいには感じるようになったということだ。(まぁ、昔がひどかっただけかもしれないけれども。汗)

だからといって、仕事は大好きである。むしろ、前よりも好きになった。

だから、「ライフ>ワーク」とは、「ライフ大なりワーク」というよりは、「ワークはライフに含まれている」という感覚がつよくなったということだ。