毎日をよーく点検してみる。すると、ちゃんと話を聴いてもらう機会ってなかなかなかったりして。仕事の話はすることはあれど、会議でちょっと話すくらい。友だちと食事はするけど、なんやかんやでたわいもない話で終始する。家に帰ったら疲れてテレビをだらだら観ていたりして、奥さん旦那さんとの会話は上の空。
じっくりと腰を据えて、誰かにじぶんの話を聴いてもらったのはいつのことだろうか?
比較的まえから、ぼくのnoteに遊びにきてくれている人はご存知かもしれないけれど、noteラジお『この人のココがすごい!』という番組を配信していた。「いる。」ではなく、「いた。」そう、過去形になっていたのだ。前回の配信日をチェックしてみると、8月7日だったから、1ヶ月以上のあいだ開店休業状態だった。
そういえば、理由はなんだったんだろう。なんてことを考えてみようとしたが、今回は見送ることにしよう。そして、また再開することを決めた。相方はもちろん、いさだ。(と言われても、誰やねんという人も多いかもだけど)
今週の日曜日から、配信再開しようと思う。ということで、先日、いさと一緒に収録を行った。久しぶりだったから、特に番組冒頭は噛み合わないことも多かった気がするがご愛嬌ということで。
無事収録が終わったと思いきや、厳しいツッコミストであるいさが、不意にこんなことを投げかけてきた。
「末吉が考えるプロデュースってなんなの?」
「うーん、それはね・・・」沈黙からのスタート。しばらくの間、ほんとうに言葉が出てこない。やっとのことで、ひと言めを絞り出す。でもまぁ、その言葉の、か細いことか細いこと。生まれたての子猫のように頼りなげである。
そこで中断させることなく、彼は静かに目の前の椅子に腰掛け、耳を傾けていた。だからなんとか、言葉をつなぎはじめる。しかし、申し訳なくなるくらいにシドロモドロ。それでも彼は、たったひと言の質問をポツリポツリと投げかけてくるだけだった。
そうして言葉を絞り出していくうちに、ある瞬間、雪解けが起こった。言葉が止まらなくなり、後から後から言葉が流れ出てくる。まるで雪崩のように、その勢いはものすごかった。そのなかには、思いもつかなかったような言葉も含まれているからおもしろいものだ。
意見は赤ちゃん。
傾聴はお母さん。
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こう書いていて、チラチラ奥さんの顔が思い浮かんできます。身近な人の話を聴くことほど・・・これより先は言えません。不言実行のみでございますね、はい。
この2日間で4つ番組のインターネットラジオの収録。ずーっと話を聴きまくっておりました。善き聴き手でありたいものです。
ちなみに今日は、一緒にPodcast番組をやっているベストセラー作家である江上治さんとの打ち合わせもあります。少し前になりますが、江上さんの『運命転換思考』のリリース記念にTSUTAYAさんで出版記念講演会を開かれました。その動画を無料でプレゼントするという太っ腹企画がありますのでご興味のある方はぜひ〜。
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