糸井重里さんは、
本を残すことに興味がないらしい。
だから、思っているよりも
糸井さんの書籍は少ないです。
そんな中で、「小さいことば」シリーズだけが、
糸井さんの文章をまとまって読める
唯一のものではないかと思います。
編集者である永田泰大さんの
紹介文も愛情こもっていて素敵。
シリーズ10作目のタイトルは、
『抱きしめられたい。』
今回は何より、その本の一部である
「さよなら」についての、ことばを
石田ゆり子さんが朗読されているのですが、
とってもいいです。
ことばに血が通い、
悲しいような、
勇気が出るような
そんな何とも不思議な気持ちになります。