今日はとりとめもない話を。ほんとうは、昨日も紹介した佐々木俊尚さんのサロン『LIFE MAKERS』でのこのイベントについて書こうと計画していた。
これからどう暮らしていきたいのか、考えるヒントがそこかしこに。こちらについては、しばらくじぶんの中で発酵させたいなぁ、と。ということで、とりとめもないお話をしようと思う次第。
なにかと話題のキングコングの西野亮廣さんが、しばらく前から「信用」の大切さについて語っている。たとえば、こんな具合に。
信用を稼げば、お金は後から付いてくる。
たくさんの人を引き付けられるような試みをやっていると、「あいつ面白いな」という“信用”がたまる。稼ぐべきはお金ではなくて信用。信用さえ稼いでしまえば、後からいくらでもお金は付いてきてマネタイズはできる、というのが僕の考え方です。実際、それでやれていますし。(「稼ぐべきはお金ではなく信用」より引用)
この意見にぼくも賛成だ。じつはこの「信用」やら「信頼」ということについては、以前から関心があるテーマだった。なぜなら、うら若き新卒時代に入社した会社(コンサルティングや企業研修が主事業)で『Faith – 信頼 -』という研修が存在したからだ。
若いながらに、仕事ではもちろん、人生全般においても大切な内容ばかりだと感じていて、この写真はいまでも自宅に保管しているそのテキストである。
じゃあその「信用」やら「信頼」は、一体どうやったら積み重なるのか?
これは答えを出すのがむつかしい問題で、ことばやらノウハウ的なものにした時点でうそになる気がしてしまう。ヌルヌルと手から脱走し続けるうなぎを捕まえるようで厄介だ。
いま時点のぼくの回答は、「信用」というものを形づくる材料にはたくさんのものが使われていて、なにか一つからできあがっているというものではないということ。そして、その材料のなかには・・・
「正直さ」
という成分が含まれている。それも、ずいぶんたぶんに。
じぶんの心にうそをつかずに、話せているか?
じぶんの心にうそをつかずに、行動できているか?
でもまぁ〜じぶんって奴は、いつの間にかじぶん自身をだまくらかしているんだからしょうがない奴だ。じぶんを大きく見せよう、きれいに見せようってな具合にね。ぼくなんか、その代表選手みたいなもので。
この前、車の免許をとったとき、運転適正検査(性格診断的なもの)の結果が面白いような悲しいようなで・・・「虚飾の傾向あり」というようなことが書かれていた。(免許がとれてすぐに処分したために正確な文章がないのが残念…)
その虚飾をWikipediaで調べると、こんなおどろおどろしいイラストが。
一般的には自分自身の能力や他の人に与える魅力を過度に信じていること、虚飾・虚栄心の意味である、とのことだ。こっちの説明のほうがわかりやすいのではないか。内容を伴わない上辺だけの飾りのことだ。
ぼくの場合には「虚飾」だけれど、人それぞれの癖みたいなものがあって、じぶん自身にうそをついてしまいがちだ。そうすると、信用が積み上がっていかない。もしくは、ほんとうの「信用」ではなく、それこそ虚飾の「信用」ばっかりが大きく肥大していくことになる。目先ではよくとも、長期的に見ると・・・望ましい結果に終わらない可能性が高いと思う。
だからこんなふうに・・・、
うそを見抜く眼差しを育てていきたいものだにゃあ。
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今日はなにやら、最年少でミシュラン星付きフレンチを経営するシェフが開催するBBQとやらに、食の専門家である奥さん(白山亜由美)の紹介で行ってきます。
美味しい食べものは、人生に楽しさと喜びを添えてくれますよね。やっと最近、そんなことがわかってきました。(ぼくの以前の食生活は壊滅的であったものだから…)